当社は日本語学習を中心とした教育関連事業を行っております。
長期の留学コースから、日常・ビジネスシーンで使用するための日本語コース等、目的に沿った様々なコースをご用意しています。
1 VIP式日本語指導
1)ビジネスマン向け
- 基礎日本語
- ビジネス用文章作成指導
- 商談用日本語指導
2)進学者向け
- 基礎日本語
- 学術的記述指導
- 面接対策
3)生活者向け
- 基礎日本語
- 子育て用日本語指導
- 勤務先用日本語指導
※学習される一人ひとりの要望や学力に合わせて最適なカリキュラムをご提案致します。
2 オンライン日本語会話
- サブスク定額制
※学習される一人ひとりの要望や学力に合わせて最適なカリキュラムをご提案致します。
3 外国人社員向け日本語研修
1)講師派遣
- ビジネス日本語研修
- サービス日本語研修
- 日本式ビジネスマナー研修
- 異文化コミュニケーション研修
2)オンライン日本語会話講座
4 日中間における有名大学への架け橋
- 日本の大学進学に向けて中国人留学生を強力バックアップ
- 中国の大学・大学院進学に向けて日本人留学生を丁寧にサポート
当社は中国の名門校の1つである華中師範大学伍倫貢連合研究院と連携し、情報工学を専攻する日本人の大学卒業生を募集しております。本プログラムの魅力は、華中師範大学伍倫貢連合研究院の学生として在籍しながら、オーストラリアの名門大学「ウーロンゴン大学」へ半年間留学生として学ぶことができます。全ての授業は英語で行われ、単位修得後は華中師範大学とウーロンゴン大学の両校より修士号の学位が授与されます。 - 日本の有名大学への留学プログラムもご手配が可能です。
5 VIP式進学指導
1)高校進学
2)大学進学
3)大学院進学
遠志教育の強み
- 高い専門知識を持つ中国と日本のプロフェッショナル講師陣が、日本でのマナーや文化を分かりやすく解説し、場面に合わせた日本語指導を行います。
- 正しい発声や発音、魅力的な声や説得力のある話し方が身につけます。
- 当社オリジナル教材により実生活で役立つ語彙や表現を学んでいただけます。
- 一人一人の学習ニーズに合わせて最適なカリキュラムをご提供します。
- 学習者の悩みや課題に対して、適切なフィードバックを実施することで、やる気とモチベーションを向上させる画期的な学習方法を指導します。
日本語勉強に関する認識
継続することは日本語学習において最も重要なことであり、学習を持続する唯一の方法は、楽しく自主的に勉強することです。中国には「興味が最高の教師だ」ということわざがあります。日本語を楽しく学習して、日常生活の一部に生かしていくには、日本人教師による指導が一番と捉えております。
日本語能力には【聞く・話す・読む・書く】の4技能が含まれます。 【聞く・読む】はインプットで、毎日の多聴と多読で伸ばすことができます。 【話す・書く】はアウトプットで、【聞く・読む】に比べてやや難しいです。中国国内の日本語学科出身の大多数の人々がJLPT のN1 に合格したからといって、口頭や書面で日本人とコミュニケーションを取ることができないのはこのためです。
私は2005年9月から日本語を専攻、2008年7月から日本語教育に携わり、2011年9月に来日しました。日本語を勉強するおすすめの方法は、【聞く、話す、読む、書く】を同時進行させることです。そうすることで、半分の労力で 2 倍の成果が達成できるのみならず、学習したことを忘れるのを防ぐことができます。【聞く、話す、読む、書く】 の中の、特定のスキル向上に関して、学習者のニーズにあわせて集中的に練習することにより、さらに上達させることができます。
【リスニング】は「精聴」と「多聴」を含み、どちらも欠かすことのできない練習方法になります。「多聴」によって言語感覚を養える一方、「精聴」によって語彙や文法を身につけることができます。
【読解】には「多読」と「精読」もあり、「多読」によって多くの情報を吸収するだけでなく、意図的または無意識に単語や文法をインプットすることができます。また、「精読」によって、各単語や文法や関連内容を分析することができます。
【書く】は、身につけた単語や文法や文型を文章や記事の形で示し、アウトプットになります。
【話す】は、【書く】より少し難易度が高く、【書く】+【その場で】の能力が求められます。外国人にとって【話す】ことが一番難しいので、会話能力を上達させたいのであれば、人一倍の努力が必要です。
従来の試験対策向けの日本語学習方法は、単語を覚えたり、文法を覚えたり、試験内容を中心に練習したり、ときどき日本のドラマやアニメを見たりすることです。 私から見ると、【聞く・話す・読む・書く】に同時に配慮しながら、インプットの【聞く】とアウトプットの【話す】ことを優先すべきです。これこそが【乏しい日本語力】を防げる合理的な学習方法になります。
【書く】については、 作文や日記はもとより、SNSで自分の考えをつぶやいたり、友達(日本人や外国人など)と文字の形でコミュニケーションをとったりすれば、良いアウトプットと練習の方法になります。
【話す】について、シャドーイングは独学する際に活かせる良い方法で、直接またはオンラインで日本人とコミュニケーションを取るのがベストの方法です。
【聞く・読む】(インプット)がある程度のレベルに達すると、独自の言語感覚が養えます。 【書く】ことによって、言葉や専門用語をうまく使えるようになりますが、難しいのは、上下のつながりである接続詞です。 【話す】は相手の内容を理解した上で言葉を整理する必要があり、日本語学習の総合力にもよりますが、【書く】より難しいです。
ここで、世間の誤解について触れてみたいと思います。漢字の使用頻度と日本語能力のレベルは正比例すると勘違いしている人が多いようですが、実はそうではありません。
【中国語風の語彙】と【日本語風の語彙】(ひらがながメイン)は同じ意味を持ちますが、【中国語風の語彙】は書き言葉で用いられ(硬い言語感覚)、日常会話では【日本語風の語彙】(柔らかい言語感覚)が用いられる傾向があります。外来語に関しては、カタカナ語がすべて英語由来というわけではなく、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語などの小言語由来の言葉もあります。
日本語の学習には、言語の学習だけでなく、日本の文化に対する認識も含まれます。言語と文化は一体なものなので、日本人の考え方を理解するということも含まれます。いわゆる言動?は、これらの側面を反映しています。次にあげる日本人が持っている価値観を知っておいたほうがいいでしょう。
【礼儀正しく、謙虚さを持つ】
【周りに迷惑をかけない】
【決められたルールを守る】
【みんなと歩調を合わせる】
【清潔な環境を保つ】
【外見の美しさと内面の美しさを等しく大切にする】
【常にお礼を言うべき】
【人と付き合う際、適切な距離感が必要】
……
日本人の考え方や価値観を知っているからこそ、日本での生活や日本人とのやり取りが、特にもめることなくスムーズにいくのです。